Googleが「独自にルータを開発している」との噂

噂が本当としても、Googleが必要とする機能しか載っていない」スイッチになる可能性ありですね。

スラッシュドット・ジャパン

その可能性はあると思います>特化したものを自前で作ったほうが速くて安い

Googleがスイッチ(ルータ)を開発中という噂は以前からもありました。
Googleは多数のコモディティIAマシンからなる巨大なサーバファームを構築
することで極めて低い単価で計算能力とストレージ容量を得ている
ことは確定的ですが、ネットワークについては普通のCiscoやJuniperを
使っているとしたら、相対的にネットワーク機器のコストが高く
ついてきている可能性は考えられます。GbEまでのL2スイッチはコモディティ化
しつつありますが、10GbEのポートを持ちOSPFをしゃべるL3スイッチは、
IAマシンに比べれば相当高価な代物ですからね。

もちろん、最近のスイッチはASICでの処理を行っているので
自前でゼロから作るのは非常にコストがかかりますが、
最近ではBroadcom等が10GbE のインタフェースとマルチレイヤスイッチング機能を
内蔵したチップを供給しています。
これをデータプレーンとし、コントロールプレーンは通常の Linux PC 上で動作する
オープンソースのルーティングソフト (quagga etc) で構成することで、
CiscoやJuniperに比べかなり安く高性能スイッチを仕立てられる可能性はあると思います。
(ただし、おそらくGoogleが必要とする機能しか載っていないスイッチになると思いますが)

本家slashdotでは、以下のような議論が。
Google Router Rumors | Prosumer News

If Google is building any hardware, rest assured it’s for non-blocking 10 GigE port density and price.