実世界のRuby - 3年間の経験から/ Martin Fowler

まとめ記事。
QCon Tokyo 2009 に行ってきました。一日目のメモ - kawaguti の日記 (id:wayaguchi)


3.years.of(:ruby) 実世界のRuby - 3年間の経験から/ Martin Fowler


  • Rubyの強みはメタプログラミングを行うためのツール
    • メタプログラミンング => 使えるようになると、やりすぎる。やりすぎを予測することが重要。実験場(Sandbox)とメンターが必要。
  • Monkey Patching
    • どのファイルで拡張したのかわからなくなる => moduleを使ってインクルードすれば class#ancesters でたどれるよ

Is Ruby Slow?

  • Yes: JRubyとかで改善しているけど、やっぱり遅い言語
  • but: でも、Rubyボトルネックになることは、ほとんどない。だいだいDBボトルネックになる
  • 一部のプロジェクトでプロセッサの性能が問題になることがあった: mingle
  • David Rice: mingleは最新のデータを返す必要があったので、http要求でCPU100%を使い切りたい。その分高いマシンを買った。しかし、チームは年4回も リリースできた。リリースされる機能も多い。技術的な負債に縛られない。顧客はリリースを選択した。Rails2.3/JRuby1.1.7でスレッドセーフと性能改善がみこまれる